回り灯籠

憲法9条を改正して新しい日本を築こう

1回目の新型コロナワクチン接種を済ませてきた

遅ればせながら1回目の新型コロナワクチン接種をしてきた。製剤はファイザー製。

ワクチン接種券はとうの昔に届いていたが、何しろ一般のワクチンと比べて異常とも思えるほど副反応の出る割合が高いということで、いきおい慎重にならざるを得なかった。

そこでまず日経サイエンス主催のオンラインセミナーでmRNAワクチンの仕組みや効果、安全性について学んでみた。

このセミナーは好評らしく、何回か行われていた。講師は「日経サイエンス」記者で新型コロナに関する著作もある出村政彬氏。受講者から出る数々の質問への答えにもじっと耳を傾けた。

結論は、ワクチンを打たずにコロナにかかった場合のリスクは、ワクチンを打ったことで起きる何かしらのリスクよりもはるかに高い、というものだった。なるほどと一応納得。これで気持ちが前向きになった。

どうせ打つなら大規模接種会場で打つよりも、かかりつけ医による個別接種がいいと思ったのだが、肝心のかかりつけ医がワクチン接種をやっていなかった。

一般的なやり方は、自治体の予約システムを使って空きのある協力医院・クリニックで打つというものだ。しかし、全く初めての病院に出向いて打つのは、いまひとつ気が乗らない。どうしたものかと考えているうちにずるずる時間が経ってしまった。

9月半ば、健康診断などで時々お世話になっている病院に行く機会があった。だいぶ前に予約しておいたのが、期日が来たので行ったのである。そこで担当医に「ワクチン接種は、やっぱり早くやったほうがいいですよね」と尋ねたところ、「そりゃそうですよ。うちで予約できますよ」と意外なお答え。

これ幸いと予約をお願いした。担当医は「あっ、でも空きがあるかな?」と一瞬はしごを外すようなことを言ったが、運よく空きはあり、その場で予約した。但し、日時はあらかじめ決まっていて選べない。

こうして今月に入り無事1回目の接種を終えることができた。

今のところ打った箇所が多少痛む程度で気になる副反応は出ていない。困るのは明日以降、高熱が出たり倦怠感が出たりすることだ。私の知り合いは翌日39度の熱が出たという。これはちょっとまずい。ちょうど仕事の忙しい時期とかぶるためで、こんな時に体調が悪くなるとフリーランスには打つ手がない。

会社員ならワクチン休みを取れるし、ピンチヒッターを頼むこともできるだろうが、フリーにはそれができないのだ。

「仕事ができないほど強い副反応が出たらどうしよう……」

今日は不安を抱えながら床に就くことになる。