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ロシアが投入したレーザー兵器とは?

ロシアがウクライナ攻撃にレーザー兵器を投入したという記事を読んだ。ロシア側は「新型兵器は5キロ離れた場所にあるドローンを5秒で破壊できる」と言っている。本当にそんなことが可能なのか疑問に思っていたら、ちょうどNHK国際報道がこのトピックスを取り上げていた。

www.jiji.com

以下、文字起こししてみた。

油井 ウクライナ側に欧米の最新兵器が次々と投入される中、ロシア政府はある最新の兵器を前線に展開したと発表し、注目が集まっています。それがこちら、レーザー兵器なんです。

こちらをご覧ください。ロシア国防省が以前、公開したレーザー兵器「プレスベト」(レーザー光線が放たれ、敵のドローンなどを破壊するシステム)なんですね。白い部分から上空にレーザー光線が放たれ、敵のドローンなどを破壊するシステムなんです。今回前線に送ったのはこれよりも強力な兵器「ザディラ」だとロシア政府は発表しています。ボリソフ副首相は5キロ離れた場所にあるドローンを5秒で破壊できると主張しているんですね。

ロシア政府「ペレスベトよりも強力なレーザー兵器ザディラを前線に送った」

酒井 レーザー兵器ってSF映画の中のものだと思ってたんですけど、実際にこうやって兵器として使われているんですね。

油井 そうなんですね。たとえばアメリカでは海軍が8年前から試験的にレーザー兵器を艦船に搭載してきました。実験を繰り返し、本格的な配備を目指しているんです。アメリカの防衛産業も近年、このレーザー兵器の開発に各社がしのぎを削っています。特に最近は無人機、ドローンを破壊する兵器として注目を集めています。

(米レイセオン社のPR動画)

こうしたレーザー兵器の最大の利点は、経費の大幅な節約と言われています。と言いますのも、敵のドローンを撃ち落とす場合、ミサイル1発数百万~数千万円とかなりの高額なんですが、レーザー兵器であれば1回の照射は100円くらいで済むとも言われているんです。

酒井 安いですね。

油井 そうなんですね。現にロシアのボリソフ副首相は、今回のレーザー兵器の投入の理由について「高価なミサイルを使い果たさないようにするため」と述べているんです。これに対してウクライナのゼレンスキー大統領は次のように発言しました。

「ロシアがミサイルを節約せざるを得ない状況を物語っている。ロシアの戦闘は完全な失敗だ。」

ロシアは欧米の経済制裁を受けて国外から部品を十分に調達できず、高性能のミサイルなどが在庫不足に陥っていると言われていて、レーザー兵器の投入はロシア軍が苦境に立たされている裏返しという見方も出ています。

ここまで書いた後、国際報道のウェブを見たところ、該当箇所が文字化され、レイセオン社の動画も公開されていた。

www.nhk.jp

敵のドローンを次々に破壊する米レイセオン社のPR動画は、まるでゲームの画面を見ているようだが、本当にこれだけの威力を発揮するんだろうか。

真相はよく分からないが、分かっていることがある。軍事技術開発や兵器の開発・生産は国家の自衛のために不可欠なのに、わが国はこの分野で相当な遅れを取っているということだ。

そもそも日本は軍事忌避意識が強すぎるのではないだろうか。